長野県上田市在住の現地スタッフの町屋です。
信州の魅力を発信しています。
美しい山々と清らかな水の流れ信州の四季は日々変化を遂げています。
旬な野菜、くだもの、きのこ、新そばも今がとても美味しい時だと思います。
上田周辺にも評判のお店が沢山あります。11月は仕事で行った先々で新そばを
楽しみました。
小諸や上田に来たときは、草笛の蕎麦を食べたいと言われる人は多いです。
それほど「草笛」の蕎麦は有名になりました。
上田お城前店のお店に寄りました。
平日にも関わらず順番待ちです。上田城跡公園前にありますので観光客が
団体で入店されます。
草笛蕎麦の人気の秘密は、
寒冷で弱酸性の火山灰の土壌が蕎麦の生育に適していること、
麺で食べる蕎麦切りの普及も早く、初代小諸藩主が自ら蕎麦を打ち
領民に広めたことなどが、草笛社長 中村利勝氏が
語られていました。
そういえば以前テレビで見た人気ドラマ「水戸黄門」で、
小諸藩を舞台にしたドラマが悪代官を懲らしめた水戸黄門が助さん格さんと
共に蕎麦を食べるシーンを思い出しました。
20分程待ちました。ようやく店内でざるそばを注文し、最初に薬味が
置かれましたが蕎麦がなかなか来ません。
暫し薬味とにらめっこです。
店内の席は満席状態でしたので、時間はかかりましたが、
味わいながらいただきました。
店内から見る外の景色は、信州の秋を感じさせてくれます。
青木村の蕎麦と言えば有名な「たちあかね蕎麦」です。
「道の駅 あおき」で食べることが出来ます。
「こまゆみ食堂」です。道の駅の施設拡充工事が終了して
お店もリュニアルオープンしました。
ここでも売りは「新そば」です。
「たちあかね」の品種は、長野県が開発したソバのオリジナル品種で
青木村が唯一産地化しています。のど越しの良さとコシの強さ、
口に含んだ瞬間に広がる香りが評判です。
現在、青木村では約50ヘクタールで栽培していますが、
雇用の促進や荒廃地の減少にも
貢献しており官民が一体となり取り組んでいます。
今後は、ソバの栽培方法など検討課題を解消しながら、多くの人に「たちあかね蕎麦」
の普及に取り組むと紹介されていました。
広く明るい店内は連日蕎麦客でにぎわいます。
青木村でしか栽培出来ない品種ですので、県内、県外からもファンが訪れます。
この「タチアカネ」の名前は、次の二つの特徴から付けられたと言われています。
まず、「タチ」は、栽培している時に倒れにくいことだからそうです。
またこのソバの実の色は、収穫するときには普通のソバのように黒っぽいものに
なりますが、途中の成長過程の実は赤くなるので「アカネ」だそうです。
テーブルの所にサンプルがありました。
かすかに赤い実が付いてました。こうして商品化されるまでには
多くの人たちが携わっている事をしりました。
いつかテレビでドラマ化されたらと思いながら頂きました。
青木村の風景ものどかな山々や田んぼや畑が広がります。
ガラス越しには、ソバ畑が広がっているのかと思案しました。
まだまだソバの食べ歩きは続きます。
東御市の北国街道の宿場町の「海野宿」にきましたが
平日にも関わらず観光客の皆さんがゆっくり談笑しながら散策をされていきます。
重要伝統的建造物が並ぶ旧北国街道・海野宿の東側にあるそば処です。
ここで評判の蕎麦店と言えば「福嶋屋」さんです。
築120年の店内から格子越しに街道を眺めていると、
往時の旅人になったかのような錯覚を覚えそう気がします。
当時の旅人は、何を想い目的地に向かわれたのでしょう。
時代は変われども今も想う事は同じだったのでしょうか。
場所を変えて食べる蕎麦もなかなか良いものです。
店内には有名な方の色紙が沢山ありました。
誰が書いたのでしょうか?
「福嶋屋のそばは、人の心を打つのです」
なかなかの詩人だと思わず静止状態でした。
東御市は胡桃の産地として有名です。
東御市内のお菓子屋さんでは、胡桃を使用した商品がたくさんあります。
「くるみダレそば」も東御市では定番商品です。
お好みの量を溶かして召し上がります。
胡桃の味がソバと絡みなんとも言えない味になります。
病みつきになる人も多いかと。
最後にそば茶を飲みながら今年も残りすくなくなったと思いながら
しばし思考停止しました。
店内入口に掲げられていたお店のスケッチ画でした。
信州そばと言えばやはり「戸隠そば」が有名です。
本場で頂く戸隠そばは人気ですし、格別な触感がするような気がします。
毎年この時期になると届けていただいています。
この「戸隠そば」は、岩手県の「わんこそば」
島根県の「出雲そば」と共に日本三大そばの一つとされています。
山岳信仰の栄えた戸隠には、古くから修験者が多く集ってきました。
彼らの携行食料として、そばが戸隠に入ってきたと伝えられています。
当時のそばは、現在のそばきりではなく、そばがき(蕎麦がき)や
そば餅のような形態だと考えれているようです。
この「戸隠そば」は、地域団体商標の登録が可能になり
長野県信州そば共同組合、長野県麺業共同組合、戸隠そば共同組合
等より登録申請がされましたが、全て登録は出来なかったそうです。
半生ですので賞味期間は限られていますが、お手軽に戸隠そばを味あえるのは嬉しいです。
ヘルシーなそばは身近な健康食品として人気がありますね。
最近は自分でソバを打ち家族や友人に振る舞う人も周りにいます。
ソバもなかなか奥が深いなあ~と感じるこの頃です。
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