別荘売却したい方必見!~売却するときのポイントなどを解説~

不動産売却の相談・方法

「別荘を売却したい」「別荘ってどうやって売るの?」そのように考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

別荘を購入したものの、年齢が上がるにつれ利用しなくなることや、維持費がかかるため売却を検討している方も多いものです。

しかし、別荘は通常の住宅とは異なり、売却の費用や流れなど押さえておきたいポイントがいくつかあります。

この記事では、別荘の売却の現状や売却の流れ・費用・業者の選び方まで詳しく解説します。

別荘売却の現状

別荘売却の現状としては、売却のハードルは高いといえるでしょう。

別荘は1980年後半のバブル期に人気を博し、その後人気は減少、現在ではそのニーズはかなり少ない傾向にあります。

別荘は、富裕層が余暇を楽しむための物件というイメージがあるものでしょう。

基本的にリゾート地や自然に囲まれた土地に建てられていることが多く、居住用の物件とは用途が異なります。

そのため、別荘は買い手が限定されると特徴もあるのです。

通常の住宅街近くなど利便性の高い立地であればニーズもあるでしょう。

しかし、都会から離れた田舎など、大自然を売り文句としている場合は、売却のハードルは高くなるものです。

では売れないものなのかと言えば、別荘だからといって必ずしも売れないわけではありません。

新型コロナウイルスの影響で働き方が見直されリモートワークを導入する企業も増えつつあり、別荘の需要が高まる傾向があるのです。

働くために都心部に住む必要がなくなり、新たなリモートワークの拠点として郊外や自然豊かな土地へ移住する方も増えています。

また、退職後に自然に囲まれた田舎暮らしをスタートする人や、二重拠点としてセカンドハウスを購入する人も増え、別荘地の需要が高まっているのです。

別荘売却を検討していた方の中には、リモートワークの拠点や都会から離れて安心して暮らせるようにと手放すのをやめて建て替えるという方もいらっしゃいます。

建て替えなどで手放す人が減ることで、魅力的な物件が市場に出回りにくくなり、売却が有利になることもあるのです。

別荘売却方法(流れ)

ここでは、別荘売却の流れを紹介します。

別荘の売却であっても、基本的には一般的な不動産の売却と同じ流れとなります。

大まかな売却の流れは次の通りです。

売却の流れ
  1. 不動産会社に売却相談
  2. 媒介契約締結
  3. 売却活動
  4. 売買契約
  5. 引き渡し
不動産の売却について、何をしていいか分からなくて不安ではありませんか?
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不動産を購入することについてはイメージできますが、売却に関してはどうすればいいかわからない方が多いのではないでしょうか? それもそのはずで、不動産を売却するシチ.....

 

不動産会社に売却相談

まずは、不動産会社に売却を相談し売却査定を受けましょう。

不動産の売却がスムーズに進むかどうかは、不動産会社選びで決まるといっても過言ではありません。

また、不動産会社により査定基準は異なり、査定額も大きく差が出てくることがあるのです。

売却査定は1社ではなく複数社受けて、価格や対応などを比較し、検討するとよいでしょう。

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今村

焦らず売却の成功確率が高い不動産会社を見つけましょう。間違ってはいけないのは、売却査定価格を高額提示してきた不動産会社。どうして高額提示してきたのか。それは次の媒介契約に関わってきます。

 

媒介契約締結

仲介を依頼する不動産会社を決めたら、媒介契約を締結します。

媒介契約とは、購入や売却を依頼する不動産会社との間で交わされる約束事のことです。

媒介契約には次の3種類があります。

三種類の媒介契約
  • 一般媒介契約
  • 専任媒介契約
  • 専属専任媒介契約

複数の不動産会社と契約を結べる一般媒介契約に対し、1つの不動産会社としか契約を結べないのが専任媒介契約専属専任媒介契約です。

それぞれの主な違いは次の通りです。

  一般媒介契約 専任媒介契約 専属専任媒介契約
複数社との契約 可能 不可 不可
売主が買主を見つけて取引 可能 可能 不可
売主への業務報告義務 任意 2週間に1回以上 1週間に1回以上
契約有効期間 制限なし 3か月以内 3か月以内
▲媒介契約早見表

それぞれの契約の違いを理解し、どの契約を結ぶのかは慎重に検討する必要があるでしょう。

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今村

不動産会社は専任媒介契約を獲得したいもの。そのために最初に高額提示し、数日後には、これじゃ売れないから価格を下げましょうと、ここで本来の相場を提示してくる不動産会社がいることも残念ながらあります。

売却活動

媒介契約を締結したら売却活動に入ります。

インターネットへの掲載や広告活動などが主な売却活動になり、基本的には不動産会社が行うものです。

売主は内覧対応が必要となることもあるので、物件の清掃などをこまめにして買主に少しでも良い印象を与えられるようにしておきましょう。

また、売却活動はその結果を定期的に確認し、売却が進まないようであれば値下げを検討するなどの対応も必要です。

不動産会社の担当者とこまめにコミュニケーションをとり、連携して進められるようにするとよいでしょう。

売買契約

購入希望者が現れたら、価格や引き渡しなどの条件を調整していき、条件が一致し売却が決定したら、買主と売買契約を結びます。

契約の締結には、必要な書類などがあるので不動産会社に確認するとよいでしょう。

また、このとき手付金を受け取れます。

手付金は通常売買代金の1割~2割程度を買主が支払うものです。

この手付金により、買主は手付金を放棄することで契約を解除でき、売主は手付金の倍額を支払うことで契約を解除できます。

引き渡し

売買契約から1週間から10日後に引き渡しが行われるのが一般的です。

このとき引き渡しと同日に決済も行われます。

買主・不動産会社の担当者・金融機関の担当者・司法書士などが同席し、決済後に物件の鍵を渡して引き渡しとなるのです。

別荘売却にかかる費用

別荘を売却するには様々な費用が掛かってくるものです。

基本的には、一般の物件を売却した場合と同じ費用が掛かりますが、譲渡所得税など別荘の売却特有の費用も発生するので注意が必要でしょう。

別荘の売却にかかる主な費用には次のようなものがあります。

売却にかかる費用
  • 譲渡所得税
  • 登記費用
  • 修繕費用
  • 仲介手数料

一般的な物件の売却にかかる費用については、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

不動産売却の費用を知る!安くするポイントと必要な諸費用とは?
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住み替えや相続などの理由から、不動産の売却を考えている人がいるのではないでしょうか。しかし、不動産の売却にあたってどのような費用がかかるのかわからず、不安に感じ.....

譲渡所得税

不動産を売却し利益が発生した場合、その利益に対して譲渡所得税が課せられます。

例えば、3,000万円で購入した物件を4,000万円で売却した場合は、1,000万円の利益が発生し、1,000万円が課税対象となるのです。

ただし、住宅の場合には特別控除があります。

売却したのがマイホームの場合、売却利益が3,000万円以下であれば優遇措置により課税されないのです。

しかし、別荘は生活するうえで必要不可欠なものではないため、この特別控除がありません。

 

売却利益がいくらであろうと、利益が発生した時点で課税対象となるので注意が必要でしょう。

譲渡所得税は、物件の所有期間により長期譲渡所得短期譲渡所得に分かれ、それぞれ税率が異なります。

譲渡所得税は次のとおりです。

区分 長期譲渡所得 短期譲渡所得
所有期間 5年超 5年以下
所得税 15.315% 30.63%
住民税 5% 9%
合計 20.315% 39.63%
譲渡所得税

所有期間が5年以下の物件を売却した場合、その利益に対し約40%もの税金が掛かってくるのです。

登記費用

不動産を売却した場合、所有権を買主に移転するために所有権移転登記が必要となります。

また、住宅ローンが残っていた場合抵当権抹消の登記も必要となるでしょう。

それらの登記手続きは自分でもできますが、手間や時間がかかり、専門的な知識も必要なため基本的に司法書士を雇います。

その場合は司法書士への依頼料も発生し、1~5万円ほどが目安となります。

ただし、所有権移転の登記は買主が負担し、抵当権抹消の費用は売主が負担するのが一般的でしょう。

それぞれの費用の目安は次のとおりです。

  所有権移転登記 抵当権抹消登記
負担者 買主 売主
登記費用 固定資産税×0.02% 不動産1件当たり1,000円
司法書士依頼費用 3万~5万円 1万~2万円
所有権移転登記と抵当権抹消登記

費用は物件や地域・依頼する司法書士により大きく異なる可能性があります。

費用の詳細やどちらが負担するのが不明な場合は不動産会社に確認するとよいでしょう。

修繕費用

別荘はその多くが、別荘の需要が高い1980年代に建てられた場合があります。

築年数が古いものも多く、修繕費用が高くなる可能性があるのです。

とくに売却するとなれば、傷んだ部分の修復だけでなく水回りのリフォームなど大規模な修繕が必要になることもあります。

ただし、買主が好きにリフォームやリノベーションできるように修繕しない代わりに売却価格を下げるという手段もあります。

修繕するのか、修繕費用をどちらが負担するのかなどは一度不動産会社に相談するとよいでしょう。

仲介手数料

売却が成立したら、成功報酬として不動産会社に仲介手数料を支払う必要があります。

仲介手数料には上限が定められており、売却価格が400万円を超える場合は次の通りです。

仲介手数料上限 = 売却価格 × 3% + 6万円 + 消費税

基本的には上限いっぱいで仲介手数料を設定している不動産会社が多いでしょう。

仲介手数料については媒介契約の際にしっかり確認することが必要です。

別荘の売却は基本的に、業者に仲介してもらい進めていくものです。

仲介業者は多く存在し、どの業者を選べばいいのか悩むものでしょう。

仲介業者を選ぶ際のポイントとしては次のようなことがあります。

check!
  • 別荘売却を得意とする業者を選ぶ
  • 実際に売却実績のある業者を選ぶ

 

別荘売却を得意とする業者を選ぶ

不動産会社や仲介業者は不動産を扱っているとはいえ、得意分野は異なるものです。

マンション売買が得意な業者や戸建てが得意な業者などさまざまな業者があります。

別荘を売却するのであれば、別荘売却を得意とする業者を選ぶ必要があるでしょう。

別荘は、通常の居住物件とは異なり、特有の売り方や顧客があるものです。

別荘売却が得意な業者であれば、そのノウハウを活かし別荘の売却をサポートしてくれるでしょう。

実際に売却実績のある業者を選ぶ

別荘売却を売りにしている業者でも売却実績が少なければ、自分の物件も売却できない可能性があるでしょう。

売却実績や取扱件数は、仲介業者の経験値ともいえます。

別荘売却は査定や売却に経験の差が大きく出てくるものです。

売却実績があり経験豊富な仲介業者を選ぶとよいでしょう。

まとめ

別荘売却の流れや費用・業者選びのポイントをお伝えしました。

別荘は、ニーズの低下と通常の住宅とは異なる物件であるため、売却が難しいという面があります。

しかし、リモートワークの普及などでそのニーズも見直されているため、今後別荘売却のチャンスは広がっていく可能性もあるのです。

別荘売却は、通常の不動産とは異なり特有のノウハウが必要のため、別荘売却の知識と経験が豊富な信頼できる業者を選ぶ必要があります。

この記事を参考に、信頼できる業者を選び、別荘売却を進めるとよいでしょう。

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この記事の著者

宅地建物取引士:今村 崇一
宅地建物取引士:今村 崇一
資格:宅地建物取引士
不動産会社に10年を超えて在籍し、Webの業務をこなしながら宅建の資格を取得。勤務中に色々なお客様の悩みや喜びの気持ちに接して来た経験を活かして、不動産売却(別荘売却)に少しでもお力になれるよう協力します。
売却するということは、お客様の目に留まる集客サイトが必要です。
このサイトに物件を掲載することが売却への早道になるよう努力し続けます。
ぜひ「いなかも家探し」に掲載してと不動産会社にお願いしましょう。
https://resort-bukken.com/

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