こんにちは。富士山近くの別荘と東京の自宅の二拠点生活をしている秋里(あきさと)です。
標高1000メートル前後で冷涼な気候で知られる山中湖(山中湖村)や河口湖、西湖(鳴沢村、富士河口湖町)周辺は、別荘地いくつかあります。

緑あふれる別荘地内の風景
特に河口湖周辺の別荘地同士は隣接、近距離にあり別荘地間をつなぐ地元道でつながっています(各別荘地敷地内は私道となっているため住民や関係者以外は基本的に通り抜け禁止)。
四季折々の景色を楽しめる富士五湖周辺ですが、夏は暑さを忘れ涼を楽しむことができる素晴らしい季節となります。
富士山周辺の別荘地の夏の気候と特徴
冬の間の別荘地内は閑散としているのですが、遅い春(4月下旬)が始まる頃から賑わいを見せはじめます。この時期は人に入れ替わりや変化があります。まず補修や改築をするのにもよい季節となるため、別荘地内も水道工事、外壁塗装、あるいは建て替えやリフォームなどをしている家が多くなります。
今年も猛暑で河口湖周辺は日中は都内より少し涼しいかなという印象ですが、冒頭でもお伝えしたように富士山麓にある別荘地内は標高が約1000メートルとなるためさらに数度ほど低く、夜になると20度前後まで気温が下がります。ただし戸建ての場合、立地、築年数、周囲の植栽状態や家の仕様にもよって異なります。また暑さの感じ方は個人差があるので別荘地でもエアコンをつけてある家もあります。
年々夏が厳しくなっていますが現在まで我が家にはエアコンはありません。導入を検討したりするのですが結局買わずに至っています。ただしサーキュレーターは1階、2階の両方に入れています。空気を循環させるだけでなんとかしのげています。
夏の午後から夕方にかけては雷雨があることもあります。数時間続いた雨のあとは湿気がありますが空気が入れ替わったかのように冷んやりとして、窓を開けていると森の香りが漂ってきて自然の中にいることを実感できます。
連休や夏休みでも意外と人の姿を見かけることが少ない別荘地ですが、この季節は富士五湖の別荘地の購入希望者が内見している姿を見かけることが増えます。やはり避暑地で住みたい、過ごしたい思うのは夏ならではなのかもしれません。遅い夏が6月中旬に始まり、秋の気配がする10月にかけては賑わいが感じられます。
そしてなんといっても夏は富士登山の季節です。夜になると登山道の灯りが山肌に沿って光のビーズのように連なっているのが麓からもはっきり見えます。登山はしなくても青空を背景に夏の富士山を眺め撮影したりすることを楽しみに来られる方も多いと思います。夏は晴れた日でも頂上付近が雲に覆われて全景が見えないこともあります。また雨が続くと裾野から曇ってしまい全く見えないこともあります。
ただし山の天気は変わりやすく、マジックアワーと呼ばれる日没後(もしくは日の出前)の数十分はベストショットが撮れる時間帯なので、富士山の絶景を狙うのであれば早朝か夕方を。特に夕方は場所によっては夕日に照らされ薄暮に浮かぶ「赤富士」が撮影できるチャンスです。
夏の富士山麓別荘で過ごす楽しみについて
富士五湖周辺に観光、キャンプ、釣りなどで何度か訪れるうちに魅了され、別荘の購入や二拠点生活、あるいは移住などを検討する方もいるのではないでしょうか。食にレジャーに夏は避暑地の別荘らしさが満喫できる季節となります。
別荘地内の気候は人間だけではなく、ペットにとっても快適です。緑も多いため直射日光を避けたり、あるいは自然のままの雑木林もあったり、犬を連れて散歩している人が本当に多いことに気づきます。別荘地内は私有地のため一般車の往来がほぼないのも安心して歩ける理由かもしれません。
朝晩は散歩を楽しんでいる人も多くみかけます。日中は日差しが強いので早朝か夕方がオススメです。夏なので服装はTシャツに短パンといった軽装の人も多いですが、以外と多いのがトレッキングや軽めのハイキングに行くようなスタイル。首を覆う遮熱ネックシェードのついた帽子をかぶり、温度調節のできる長袖のパーカー、ウォーキング用パンツやシューズなどのスタイルの人もいます。

夏の夜を彩る河口湖花火大会
またこの時期は緑の中に咲いた花々が大地に彩りを添えます。野生ヤマユリ、夏咲きのコスモス、百日草、紫陽花などお馴染みの花から高山植物や富士山周辺の固有種などが見られます。
夏から秋にかけてプラム、桃、ぶどうなどの果物、とうもろこし、きのこなどが楽しめます。道の駅では朝採れの野菜や果物が並びます。新鮮で安いので昼頃には売り切れてしまうものもありますが、早起きをして並ぶ野菜や果物を買い家で食べることができるのも楽しみの一つ。涼しく日差しも弱い日はガーデンテーブルで食べるのも格別です。
富士山麓の別荘地が集まる鳴沢村では6月中旬からブルーベリーの最盛期を迎えます。鳴沢産のブルーベリーは道の駅なるさわなどでも販売されますが、周辺では40分/1000円(一人あたりの料金、2025年8月現在)で食べ放題を実施している農園もあります。河口湖から西湖方面にかけての幹線道路沿い(主に国道139号線)に看板が出ているので立ち寄ってみてもいいかもしれません。
別荘に住むならBBQをしたりピザ窯を持つなどこだわりを考えている方もいるかもしれませんが、別荘地内の場合は火の扱いや花火遊びなどに規約がある場合もあります。ただし全面的に禁止、ではないので事前に確認しましょう。別荘地ではなく近隣の住宅地であれば問題はないこともあります。その場合は町内会などにルールの確認が必要です。
夏の富士山別荘地!移住するとこんなメリットも
よくいわれる定住とは別荘地のある自治体に移住し転入届を出して継続的に住むことを指します。二拠点生活は自宅が別にあり往来しているケースが多いのではないでしょうか。もちろん住民票を自宅の自治体に入れたまま別荘に長く住むということもありますが、一般的に定住と二拠点生活の違いはどこに住民票があるかということです。
夏に富士山周辺(主に鳴沢村)の別荘地に転入してくることで享受できるメリットがいくつかあります。
河口湖周辺にはゴルフ場が3ヶ所あります。鳴沢ゴルフ倶楽部、フォレスト鳴沢ゴルフ&カントリークラブ、富士レイクサイドカントリー倶楽部で、どれも歴史ある名門クラブです。会員にならなくても鳴沢村に転入する(住民票を入れる)と村役場(総務課)で特別利用証明書を発行してもらうことで会員並みの料金でプレイすることができます。また、プレーヤーの1人が鳴沢村村民であれば他のプレーヤーが村外者でも利用可能です。
コースによっては富士山が望める環境にあります。冬季は閉鎖されてしまうのでまさに夏を楽しむのに絶好のクラブではないでしょうか。
予約方法はゴルフコースによって異なるので、それぞれ利用希望のクラブに直接お問い合わせください。
屋内で運動をしたい場合は村営のスポーツジムもあります。8:00〜20:00(昼区分、夜区分制)の間で利用可能。昼は50円、夜は100円というかなりリーズナブルな利用料金です。ウェイト、マシン、ボルダリングウォールの設備があります。ただしエアコンはなく大型扇風機だけなので暑さ対策は各自でとなります。それでも気軽に利用できるのは嬉しいですね。
事前予約が必要ですが屋内テニスコート(有料)、ゲートボール場(無料)などの利用もできるので定住することで観光以外のアクティビティの幅が広がります。
詳細は山梨県鳴沢村公式ホームページから見ることができます。
その他にも家庭菜園に挑戦したり、登山を始めたりと新しいことに挑戦できる季節です。また冬に備え薪ストーブのメンテナスや薪を乾燥させるなどの作業もあります。暑い日もありますが、気がつくと朝晩が冷んやりとしてくる夏、それが富士山麓の夏です。
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今日もありがとうございました。
皆さまにとって幸せな1日でありますように
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