みなさんこんにちは!
群馬県在住!
群馬の情報をお伝えする、春野こむぎです。
ゴールデンウィークも過ぎ、季節は新緑の初夏へとむかっている群馬県です。
気候も良くなり、いろいろな場所へ出かけたくなる季節になりましたね。
そこで今日は、群馬県のパワースポットとして知られている、群馬県前橋市三夜沢(みよさわ)町にある【三夜沢赤城神社】をご紹介します!
目次を読む
全国にある【赤城神社】その数なんと334社!
みなさん、【赤城神社】という名前の神社って良く耳にしませんか?
「群馬県に住んでいるせいなのか?」
私も【赤城神社】と名前のつく神社に良く遭遇します。
朱塗りが美しい【赤城神社】
赤城山の登山口が集中する大沼湖畔に建つ【赤城神社】は、とても有名で知っている人も多いのではないでしょうか?
群馬県でも屈指のパワースポットとして知られていて、
【赤城神社】と聞くと、一番最初に思い浮かぶのがこちらの神社かもしれませんね。
朱塗りが美しく、目の前にある大沼の幻想的な雰囲気のおかげで映えスポットとしても人気の神社なんです。
赤城山と湖の神様「赤城大明神」のもとに召された赤城姫の伝説(「神道集」より)から、この女神様に願うと女性の願いは必ず叶えられると言われているため、特に女性の人気は高いそうですよ。
現在、赤城大沼のシンボルと言われている「啄木鳥橋(きつつきばし)」は、老朽化のため架け替え工事がされていて利用することはできませんが、完成したらまた訪れたい神社です。
その他、群馬県には118社の【赤城神社】があり、全国をみてみると関東地方を中心に福島県、新潟県、愛知県を含む約334社の【赤城神社】があると言われています。
334社!!
そんなにたくさんの【赤城神社】があるなんてびっくりですね!
どうりで、あちこちで良く聞く名前だと思いました。
その中で、本宮と推測されるうちのひとつだと言われているのが、今回ご紹介する群馬県前橋市三夜沢町にある【三夜沢赤城神社】です。

三夜沢赤城神社
群馬最強パワースポット!【三夜沢赤城神社】
木製の鳥居
神社を目指して登って来ると、森の中に突然現れる木製の「鳥居」。
じつは、赤城神社境内から切り出した杉を使い建てられた鳥居なんだそうです。
この先にある拝殿から振り返り、この鳥居の先を覗くと、天候によっては「富士山」が見れることもあるのだとか。
鳥居の中に富士山が見れるなんて、、
なんと素晴らしい景色なんでしょう!
想像するだけでワクワクします。群馬から遥か離れた富士山が見れるとは驚きですね。
あっ、、
でも、赤城山を少し下った所には「富士見」という地名の場所もあるくらいなので、昔から「富士山」は良く見えたのかもしれませんね。

鳥居
手水舎
鳥居をくぐり進んでいくと右手に池がありました。
そこには、手水舎もありました。
参道続きにあったものの、一瞬、池に浮かんでいるのかと錯覚するほど池と一体化していました。
緑色の龍の口からはとめどなく水が落ちていて、心地良い水音が辺りに響いていました。

手水舎
湧き水が池になっているようで、その透明度は木々を映し出し、泳いでいる鯉の姿もはっきりと見ることができました。
気持ち良さそうに泳いでいましたよ。

手水舎脇の池
パワースポットの地へ!
今回、初めて訪れた【三夜沢赤城神社】ですが、スピリチュアルを全くと言っていいほど感じない私でさえも、鳥居をくぐり奥へ進むと
「あれ? 何か違う空気感だな」
と感じました。
杉などのたくさんの木々に囲まれた森の中、
どこからともなく聞こえてくる水の音、
しっとりとした空気に差し込む日の光。
自然に守られているような感覚。
とても厳粛さを感じました。

木々に囲まれた境内
多くの歴史的文化財がある貴重な神社
西暦1556年の建立記録が残る「惣門」や「神明造の本殿」、また極彩色に彩られた「本殿内宮殿」など、多くの県指定重要文化財があります。
その他、本殿敷地内にある「たわら杉」は県指定天然記念物、さらに県指定史跡の「櫃石」など、たくさんの歴史的文化財が見られます。

神楽殿
どんなご利益がある?
創建は不詳ですが、神社の由緒によれば、上代に豊城入彦命が上毛野国を支配することになった際、大己貴命を奉じたのに始まるとされるそうです。
御祭神に由来して「恋愛成就」、「縁結び」、「安産」をはじめ「病気平癒」、「五穀豊穣」、「交通安全」など多くの御利益があると言われています。

拝殿
県指定史跡 「櫃石」
拝殿から少し奥に行くと、県指定史跡の「櫃石」への案内板がありました。
ここから約2.1キロメートル、山道を登った場所にあるようです。
櫃石への道は、石が転がっていたり倒木などがあったりすると聞き、軽装とスニーカーで来ていた今回は、進むことを諦めました。
櫃石へ登るときは、しっかり登山の準備をして出かけましょう!
櫃石(前橋市HP)は、長径4.7メートル、短径2.7メートル、高さ2.8メートルの自然石です。
周辺にも自然石数個が露出し、南側下部を中心として、勾玉・石製模造品(管玉・勾玉・臼玉・剣形・有孔円板)・子持勾玉(所在不明)・手捏土器・須恵器・土師器など多数見つかっています。
櫃石の周りには、古代神霊や祖先を祀ったであろう祭祀跡が残っており、古墳時代中期から後期頃古代の祭祀の様子がうかがわれます。
尊い湧き水
参道を少し進むと左手奥に「灑水器(しゃすいき)」と書かれた石の器がありました。
そこには湧き水が流れ落ちていました。
「この水は神域からの尊い湧き水です」
との立て看板。
水道水のように滅菌はしていないようですが、尊い湧き水を汲みに来る人がたくさんいるそうです。
聞いた話では、料理に使ったりしている人もいるのだとか。
私がいるときには、顔を洗う人もいましたよ。
触ってみると、匂いもなくとても冷たく、さらさらとして透明で「尊い」という言葉そのものの御神水でした。

湧き水
神代文字の碑
案内板によると、
一般に日本民族は漢字が伝わる以前は、文字というものを知らなかったとされているが、伝説ではそれ以前に神代文字と呼ばれるものがあったといわれ、現在はっきりしているものだけでも数種類にもなります。
この碑文は復古神道を体系づけ実践化し、又「神字日文伝」の著作者で神代文字肯定者の一人でもある江戸時代の国学者平田篤胤の養子鐵胤が、上部の神文については、鐵胤の子延胤が撰文し、書は篤胤の門人権田直助によるものです。神文については、対馬国「阿比留家」に伝わる神代文字(阿比留文字)で書かれ、復古神道の遺物として重要なもので明治3年3月に建てられました。 (前橋市教育委員会)

神代文字の碑 案内板
神代文字の碑は、自然石の表面を平に加工したものに刻まれたものです。ちょっとハングル文字にも似ていますね。
復古神道の遺物として市指定重要文化財とされています。

神代文字の碑
もうひとつのおすすめ! 赤城神社参道の松並木とツツジ群
県道16号大胡赤城線に沿って、赤城神社一の鳥居から神社につながる約3.2キロメートルの松並木には、約4,000株ものヤマツツジが植えられていて、ヤマツツジが開花する4月下旬から5月中旬には見事なヤマツツジ街道となります。
県指定重要文化財に指定されている「惣門」
鳥居から南に約500メートルの参道には、県指定重要文化財に指定されている惣門があります。
『赤城神社年代記』には宝暦元年(1751年)の造営の記載があるが、それ以前の古材も一部に見られます。群馬県内には近世前期の高麗門は少なく、貴重なものとして1978年(昭和53年)に群馬県の有形文化財に指定されています。
ヤマツツジとは?
○ツツジ科ツツジ属
○半落葉低木(高さ1~4メートルほど)
○花期は4月~6月
○枝先の1個の花芽に2~3個の花をつけ、花色はややオレンジ色がかった赤色がほとんど(品種・変種によっては赤、紅紫色など濃いものや淡いもの、まれに白色がある)
○別名、エゾヤマツツジ、テリハヤマツツジ

惣門
赤城神社参道松並木のヤマツツジは、前橋市の東部に位置する、赤城山のふもとにある大前田村の川東彦兵衛が、1612年(慶長17年)に太田金山から採取した松苗を寄進したのがはじめと伝えられています。
現在、この松並木は、群馬県自然環境保全地域に指定され「美しい日本の歴史的風土準百選」にも選ばれていて、全国的に見ても貴重な歴史的文化遺産なのだそうです。

ツツジが咲き誇る参道
参道には、樹齢80~400年のアカマツやクロマツが約1,000本近くあり、その足元には色鮮やかなヤマツツジの花が彩る景色は、今の時期だけ見ることができる絶景ポイントなんです。
満開を迎えていたこの日、参道にある東屋では、お茶を飲みながらのんびりと休憩をしている人、美しい景色を写真に収めている人などたくさんの人がヤマツツジを楽しんでいました。

東屋
松の木々から差し込む光に照らされたヤマツツジは、とても鮮やかでとても力強く光っていました。
満開のヤマツツジを眺めながら参道を歩いていると、とても清々しい気分になりパワーが充電されていくようでした。
自然の恵みって素晴らしいですね!
ぜひ、みなさんも赤城山南麓の自然をお楽しみください。

満開のツツジ
毎年、5月5日には市の重要無形民俗文化財に指定されている太々神楽が奉納されるほか、境内では奉納武道大会も開催され、赤城神社は賑やかな一日となります。
参道松並木ではヤマツツジも開花しているので、のんびりと参道松並木を散策しながら、赤城神社を訪ねてみてはいかがでしょうか。
【三夜沢赤城神社】情報
【住所】〒371-0247 群馬県前橋市三夜沢町114
【電話番号】0272-83-1268
【拝観時間】10時~16時(季節によって変わります)
【神体】赤城山(神体山)
【主祭神】赤城神、大己貴命、豊城入彦命
【御朱印】有
【交通アクセス】車:北関東自動車道伊勢崎インターチェンジから約30分
【交通アクセス(公共)】上毛電気鉄道「大胡駅」から予約制ふるさとバスで約20分(赤城神社まで)
【駐車場】有
【周辺地図】三夜沢赤城神社 周辺
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