コロナを吹き飛ばせ　花火で閉塞感を打開（青木村）

長野県上田市在住の現地スタッフの町屋です。

信州の魅力を発信しています。

今年の夏は夏らしくない夏ですね。

上田では恒例の祇園祭、上田わっしょい、七夕まつり、花火大会も

コロナ禍により中止になりました。

毎年お盆は帰省客で県外車が多く見られ故郷に帰る家族の姿がありますが

今年は道路も渋滞することも無く静かなお盆でした。

夏と言えば夜空に咲く大輪の花火が見られないのは残念

でしたが、８月初めに青木村で「コロナを吹き飛ばせ　明るい未来へ」

と青木村総合運動公園グランドで１５分間で200発を打ち上げました。

今回は、感染予防の上から、三密を避けるために離れてからの鑑賞、

車の中からの鑑賞を呼びかけての花火打ち上げとなりました。

花火を見に来た人も様々で、遠方から車外で見る人、青木の道の駅や

広いふるさと公園で家族と見る人など様々でした。

わずか１５分間でしたが、見ている人がそれぞれの想いを

花火に託しているようでした。

日本での花火の歴史は、鉄砲伝来と共に伝えれられたとも言われてますが

主に庶民に親しまれてきたのは江戸時代からだと伝えられています。

戦国時代は戦で火薬を使う事が多くあり、その後は徳川の時代になり平和な社会に

なったために、火薬屋たちが花火を扱い始めたと言われてます。

日本最古の花火大会は、有名な「隅田川花火大会」は、1733年　亨保18年。

この時の花火を打ち上げたのは、「鍵屋」既に1659年　万治2年　に売り出した

玩具花火が売れ繁盛したそうです。150年後の1808年　文化5年　鍵屋の番頭が

独立して始めたのが「玉屋」これ以降は、両国橋の上流を玉屋、

下流を鍵屋が担当してライバルとして発展したと言われてました。

江戸時代の人が見ていていたのは白い色で、色鮮やかな花火が登場すのは

大正時代からでその後は、さらに赤、緑、黄色、青など組み合わせ、今は

新作花火が創作され続けられています。

花火の長い歴史の中には、鎮魂の意味もあると言われてます。

火は「日」とも読み太陽に等しい存在とも言われ、

お盆の迎え火、送り火は死者を尊び、慰めるために

特別な炎を燃やして続けてきています。

日本人の心に流れ続けていると思います。

来年は普通の夏に戻ること祈りつつ帰路に着きました。

現地スタッフお薦めの物件です。

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投稿者プロフィール

町屋睦雄

軽井沢・東信エリアの現地案内スタッフ。
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