皆様こんにちは、八ヶ岳エリア担当の山田です。
三月も終盤になりました、如何お過ごしでしょうか
先週三連休、八ヶ岳エリアは多くの人で賑わいましたが
今週末は首都圏の首長たちによる外出自粛要請を受け
多くの方が静かに週末を過ごしている事と思います。
私の住む清里では、多くの観光施設は稼働中です。
人はまばらですが、、、気にされない方もいるようです。
都市部から地方へ人口移動が起こると元々キャパシティに
限界がある観光施設はサービスの質を落とさざる得ません。
外出自粛を無視して外出をお勧めするつもりはありませんが、
現在の状況は、訪れた旅行者には優しく過ごしやすい週末と
云えそうです。COVID-19の影響により全国の地方観光地、
各観光スポットは非常に厳しい運営局面を迎えていると
思います。その反面、専門性の高い施設や活動は非常に
活況で、各地のキャンプサイトや普段から余り来客のない
ワークショップ、ドライブインシアターなど各自が距離
(ソーシャル・ディスタンシング)が確保できると思える
アクティビティは盛んになっています。斯く言う私も、
今まで時間の都合がつかなかった自宅の棚造りを文字道理
日曜大工に勤しんでいます、煮詰まってくると気持ちを
切り替えて登山用品のメンテナンスやテントの整備など
意外と有意義に時間を過ごしています。ちなみに仲の良い
隣人は車の整備やクリーニング、家庭菜園の準備や家族で
BBQと、やはり八ヶ岳ならではの自粛の仕方がある様です。
自粛と云っていいのかどうかですが、、、
今回は日曜大工(DIY)の為に先月末に材料を調達した、
ホームセンターのご紹介をしたいと思います。
現在は自粛中ですから、、ウイルス騒動が落ち着いたら
是非利用してみてください。
実は紹介するこのホームセンターは2020年2月26日に新規
オープンした大規模複合施設になります。
施設名はスーパービバリクシルモール甲斐敷島になります。
LIXILビバ、以前はトステムビバといって外構資材、住宅建材の
トステム株式会社が運営するホームセンターでしたが2010年に
各ブランド事業が統合して株式会社LIXILとなりました「トステム」
・「INAX」・「新日軽」・「サンウエーブ」など皆様もご存知の
住宅建材や設備の事業が統合された会社が運営するホームセンターで
東京近郊では、外環自動車道流山にあるビバホームセンターが有名で
住宅建材、外構資材、専門性の高い工具など取り揃えており、価格も
抑えられた商材が魅力のホームセンターです。
私の場合普段、専門的な工具類や建材は、長野県下で三店舗ある、
「PLUS-ONE」を利用していました。
岡谷・塩尻・長野にあるのですが、プロショップのため一般の方は
入りずらいかもしれません、が品揃えは確かです。といいますか、
八ヶ岳エリアの建築業者や大工がここ以外で工具を調達していたら
ちょっと?かもしれません。規模が大きく一般でも気軽に相談できるし、
特殊なビスやネジも一本から購入出来るので、別荘ライフや田舎暮らしの
DIYでは必須のショップです。
話はビバLIXILホームセンターに戻しますが、県下でも最大規模の資材館があり
3*9コンパネから軽量チャンネル材、マキタの電動工具のラインナップも他の
ホームセンターでは見られない品揃えです。家一軒楽に建てられる建材の種類と
工具が入できると思います。 施設全体を簡単に紹介しますと、このスーパー
ビバリクシルホームセンターを核に八ヶ岳エリアでは有名な食品総合スーパー
OGINO、二階にはドラックストアマツモトキヨシ、家電量販店ヤマダ電機、
シュープラザ、マックハウス、手芸用品店、100円ショップCAN★DO、
メガネスーパー、小さいながらもフードコート、二階の一角に富士を眺めな
がらの足湯まであります。
そして県下では初めてではないかと思うのですが、(間違っていたらごめんなさい)
ドトールコーヒーショップ(個人的には東京在住時代は良く利用してたので
少し嬉しいです。) がホームセンター入口に併設されていました。
実は何故このホームセンター施設をブログで取り上げるかと申しますと、
時代の流れと云いますか、ここ八ヶ岳エリアに限らず。
地方のホームセンターの大規模化・差別化が顕著になっているからです。
例えば一昨年訪れた静岡県沼津市のカインズホームも巨大な規模で
有料で3Dプリンターが使えたりカインズ工房、
ワークショップ(時間でスタジオと工具を借りることが出来き、
工具の使い方を指導してもらえる)や、モスバーガーやカフェテリアがあり、
観葉植物のコーナー面積が広く、女性目線のDIY素材(壁紙やカラフルな
色彩の工具、特殊色のペイントなど)充実した品ぞろえに驚かされました。
ネコ(一輪車)も4~5色の展開で感動しました。
又兵庫県は甲子園に出来たロイヤルホームセンターも従来の『ホムセン』とは違い、
資材館の充実と作業着(ワークウエア)の充実化、女性向けのワークウエアの
コーナーや今まで考えられなかった試着室の設置、スティール入りの安全靴も
従来の白黒二色だけでなくNIKEやNBのショップの様な陳列とバリエーション、
サイズ展開の細かさ。又は2階のペットショップのラウンジ化と珍しい種類の
動物を取り揃えたり猛禽類の販売と、モラル的にどうか別にして、
我々が従来利用してきたホームセンターとは全く違う販売戦略を肌で感じました。
これからのホームセンターは実用本位の品ぞろえから、
自分に合ったライフスタイルの模索と趣味性・専門性の高い
商材やそれらの体験や試用が可能な施設へと変貌していくのかもしれません。
そのうちルイビトンの刻印のある玄能やヴェルサーチのヘルメットが
店頭に並び、セルフビルドのガレージハウスキットに職人も
都度ウーバーの様に手配できるサービスが利用できるようになるかも
しれません。
アメリカでは「THE HOME DEPOT」や「Ace Hardware and Home Center」
が有名ですが店舗自体が巨大で、ログハウスキットが施工済み状態で
展示されていたり。20FEETのボートハウスがボートと共に
展示されていたり、バックホー(建設機械)があったりと無茶苦茶な
展示スタイルなのですが、
印象的なのは、家族で真剣にノコギリを試し切りしていたり。
おじいさんとおばあさんが楽しそうにスタッフと
油圧式の薪割り機のデモンストレーションに参加していたりと、、、
お国柄と云いますか、逞しいと云いますか、呆れ半分、羨望半分に
楽しく買い物して廻った思い出があります。
このDIYの国柄の違いと云いますか、
アメリカでは結構ユニオン(労働組合)の力が強く、
組合を通して工事の依頼をしないとならず、
それを無視して知り合いの大工に仕事を頼もうとすると、
バレた時にかなりもめる事になりますし、
コストもやはり高めになります。
きっとその様な環境もあって、
DIYが盛んなのかもしれないと感じました。
オハイオのコロンバスにいた知り合いは
自分で水洗トイレの工事を仕上げていました!
結構キットもしっかりしており、
設置説明書や部品説明も言葉ではなく写真解説で
非常にわかりやすい仕様になっていました。
我々の様に移住して来て、不便さをある程度
楽しんでいる様な性格だといいのですが、
日本では家屋の建築に関しては色々と法規的な
縛りもあり、専門的な知識も必要ですが、
ガレージや倉庫ぐらいであれば、
自分の所有する敷地に建てるのも楽しいかもしれません。
その時に非常に有益なのが、このホームセンターや
近隣で活躍するフリーランスの大工さんです。
もし、別荘探しや移住先探しで大工さんを
見かけたら声をかけて話を伺ってみましょう、
出来れば10時か3時ごろ缶コーヒを差し入れすると、
丁度休憩時で話を聞かせてくれるかもしれません。
大工さんにとっても多くの仕事はこういうきっかけが
営業になって仕事に繋がっているのです。
(昼は昼食後昼寝するので遠慮しましょう!)
皆様いかがでしたか? 長々とお付き合いありがとうございます。
日曜大工が一向に進まない山田がお送りしました。
そんな私が八ヶ岳山麓での生活の日々をインスタグラムで
紹介しています。ご興味がございましたら、チェックしてみてください。
www.instagram.com/yatsugatake_foot になります。
よろしくお願いいたします。
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投稿者プロフィール
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10年前に東京から八ヶ岳に移住してきた、三人娘の父。
山の中のギャラリーを運営中。
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