色づく新川公園　かつての野球場は市民の憩いの場

群馬県、前橋・桐生・みどり・北軽井沢・嬬恋　
現地案内スタッフの日本マウントです。
赤城南麓や北軽井沢の魅力を現地からお伝えします。

桐生市内の木々も色づいてきましたよ。
稲荷町にある新川公園

ここ新川公園は、かつて野球場だったのです。
円形の芝生広場、周囲の桜並木、
その向こうの植栽があるところが観客席、
画面中央付近がバックスクリーンだったところ。

逆方向からグラウンドだった場所の眺望、
バックスクリーンとスコアボードがあった場所。

桐生市は、
春の選抜準優勝二回の桐生高や、
夏全国制覇した桐生第一高など、
野球部のある高校７つのうち、
５校が甲子園出場したことがあるという、
古くから野球熱の高い街。

一塁側のベンチ付近だったであろうその場所に、
記念碑が立っています。

桐生高の監督だった、故稲川東一郎氏や
多くの野球人を輩出したことへの追憶の場となっています。

さて、その新川球場！
古い記録を見ると、プロ野球の東西対抗戦や、
早稲田実業時代の王選手も投手として、
桐生高と練習試合で対戦しています。
因みに、野球場になる前は遊園地だったそうです。

群馬県は、
今夏、前橋育英高校の全国制覇で湧きましたが、
秋の関東大会では、桐生第一高が決勝に進出して、
選抜大会出場が確実に！

かつての野球場は市民の憩いの場、
そして市民の誇りなのです。

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