長野県松本市にUターン移住5年目のブログライター双葉です。
今回は、子連れで行ける観光スポットとしておすすめの「木曽おもちゃ美術館」をご紹介します。
おもちゃ美術館は木曽の他にも全国に12箇所あり、各地域の郷土や文化を融合した展示がされています。
木曽のおもちゃ美術館も、木曽の伝統文化と地域の特色が感じられる素敵な展示がたくさんありました。実際に、娘と行った時の様子を交えながらご紹介します。
目次を読む
長野県木曽町について

雄大な御岳山
長野県木曽町は、長野県の南西部にあたり、木曽群の中央に位置します。
古くから中山道が通る宿場町として栄え、御岳山(おんたけさん)の麓に広がる雄大で美しい自然は見ごたえがあります。
森林資源が豊富な地域で、林業も盛んです。
特に、木曽五木(ヒノキ、サワラ、ネズコ、アスナロ、コウヤマキ)は有名で、伊勢神宮をはじめとする神社仏閣や城などの建築資材として使われてきました。
伝統工芸品作りも盛んで、昔から木曽漆器などが作られています。
木曽おもちゃ美術館とは

美術館のエントランス
「ふるさと体験 木曽おもちゃ美術館」は、廃校になった旧黒川小学校の木造校舎を活用した施設です。
「木育」×「ふるさと体験」をテーマにした体験型の美術館で、木でできたおもちゃでの遊びを通して、地域の自然や文化を感じられます。
併設されたふるさと体験館では、箸や木のおもちゃを作るクラフト体験や、そば打ち、はた織りなどの体験もできますよ。
おもちゃ美術館の館内へ!

木曽ひのきのシンボルツリー
美術館は、「であいのやかた」「たいけんのやかた」「おもちゃのやかた」の3つに分かれており、木のおもちゃで自由に遊べるのは「おもちゃのやかた」ゾーンです。
「おもちゃのやかた」に入ると、木曽おもちゃ美術館のシンボルであるシンボルツリーがお出迎え。樹齢250年を超える木曽ひのきが使われており、伐採から設置まで職人の技術が光ります。
1階のおもちゃの紹介

宿場をイメージしたブース
木曽おもちゃ美術館には、約500種類2500点ほどのおもちゃがあります!
素敵なおもちゃばかりで、どれをご紹介しようか迷ってしまいますが、娘が遊んだお気に入りの中から何点かご紹介します。
けん玉

新しいけん玉の遊び方に出会えます
左手にいくとまず目にはいるのがけん玉。紐のついたスタンダードなタイプと紐なしなどの変わったタイプが壁一面に並んでいます。
館内には、赤いエプロンをつけた「おもちゃ学芸員」がいて、おもちゃの遊び方を教えてくれたり、一緒に遊んでくれます。けん玉を頭につけて二人で遊ぶ方法など、知らなかった遊びも教えてくれますよ。
ボールプール

どんな木があるか探すのも楽しいです
けん玉の反対側には、木曽五木と世界の木でできた卵が入ったボールプールがあり、木曽の文化を支えてきた木材と自然に触れ合えます。

磁石のいもむし取り
ボールプールのそばにある、木に空いた穴から磁石でおもちゃのいもむしを取り出す遊びもとても面白く、子ども達に大人気でした。
くまの人形とドールハウス

沢山いてかわいいくまさん
特に、娘のお気に入りだったのが、くまのドールハウスです。
手足や首が動くくまの人形はとても可愛く、椅子に座らせたり、ベッドに寝かせたりできます。
こども木曽路

大きな樽もここではおもちゃ
11の遊びコーナーで木曽の宿場町を再現したゾーンで、パズルや玉転がし、大きな樽の中に入って遊ぶおもちゃなどがあります。宿場町や木曽樽の産地として栄えた木曽の文化に触れられる遊び場です。
赤ちゃん木育ひろば

赤ちゃんも安心です
木曽おもちゃ美術館では、乳幼児が遊ぶ部屋は、扉で区切られています。
大きい子と一緒だとけがをしないかひやひやする場面もありますが、赤ちゃんを遊ばせる時も安心ですね。
授乳室やおむつ替えスペースも広く、小さなお子様連れに優しい設計です。
のりものひろば

乗り物を使った遊びもできます
階段下スペースに専用ゾーンがあるので、乗り物好きのお子さんも自由に車に乗れます。
同じスペースには、大きなサッカーゲームのボードもあり、家族で対戦して盛り上がりました。
2階 きそごっこファーム

美しい木製のフルーツ
大きな階段を上ると、2階は、おみせやさんごっこや収穫体験、グッドトイなどで遊べるスペースとなっています。
想像力を刺激するおもちゃで、子どもたちの夢中を引き出します。
リアルな果物や野菜で収穫体験

収穫していると、すぐかごがいっぱいに!
木でできたリアルなりんご、ぶどう、野菜、きのこなどを木から収穫する体験ができます。子どもたちは、夢中でかごいっぱいに収穫していました。
ごっこショップで本格的なおみせやさんごっこ

道具も本格的なピザ作り
ピザ屋さん、おすしやさん、そば屋さんがあって、子どもたちが料理をして提供するごっこ遊びが楽しめます。
食べ物のおもちゃもリアルで、カウンター越しに家族に提供もでき、大人気でした。
珍しいおもちゃに出会えるグッド・トイひろば

何種類もあるこま
賞を受賞したおもちゃや世界のおもちゃ、ボードゲームで対戦できるスペースがあります。
こまが好きな娘は、色々なこま回しに挑戦していました。回すのが難しいものもありましたが、おもちゃ学芸員さんが丁寧に教えてくれて、大成功!
「たいけんのやかた」でクラフト体験

豊富なクラフト体験
「たいけんのやかた」ゾーンでは、木を使ったクラフト体験ができます。
オーナメントなどの飾りやたまごカー、箸など数種類から選べますよ。娘は、さんざん迷った挙句、くまのペンダント作りをしました。

集中してパーツの組み立て
くまのペンダントはキットになっていて、くまの顔パーツをボンドで接着します。
ボンドをつけて細かい顔パーツを穴の中に入れるのが難しいのと、パーツが曲がるとくまの顔に表情が出てしまうので、慎重さが必要です。

かわいいくまのペンダント
無事完成!木工ボンドなので一日以上乾かしてから身につけます。娘が遊んでいたくまの人形と同じ工房で作っていて同じ顔なので、とても気に入った様子でした。
ミュージアムカフェ四季

木曽の特産品そばと五平餅のランチセット
お昼は、館内の「ミュージアムカフェ四季」で食べました。子ども向けのメニューも充実していて、木曽の食文化を感じられるそばや五平餅などのメニューも食べられます。
子どもが遊べるキッズスペースも併設されているので、待ち時間に子どもが飽きてしまうのも防げますよ。

大きな唐揚げとパンが美味しそう
ドリンクやデザートもついた豪華なキッズランチ。
そばは、こしがあってのど越しも良く、えごまを使ったたれの五平餅も美味しかったです。五平餅は、棒のついたものが有名ですが、伝統的なものは丸い形が特徴です。
遊びを通して子どもの可能性を広げよう!

子どもには最高の施設!
木でできたおもちゃのぬくもりに触れながら、自然と木曽の特産品や文化にも触れられる「木曽おもちゃ美術館」。質の高いおもちゃは、子どもを夢中にさせ、想像の翼を広げてくれます。
娘も閉館までたっぷり遊び「また来たい!」と大満足で帰りました。
昔の小学校もほぼそのままの形で活用されていて、地域の歴史や昔の生活に触れることもできます。
乳幼児〜小学生位のお子さんがいる方には、特におすすめの施設です。
暑さの厳しい夏休みには、室内で思いっきり遊べるおもちゃ美術館にぜひ足を運んでみてください!
安曇野で、田舎暮らしはいかがでしょうか? 今日もありがとうございました。 皆さまにとって幸せな1日でありますように ***********information*********** 移住物件、田舎暮らし物件、二拠点居住物件を紹介しており、様々な不動産会社の物件を紹介しています。 いなかも家探し(ポータルサイト):https://resort-bukken.com/ 「いなかも家探し」に物件を掲載してみたい不動産会社様をお待ちしております。 加盟店お申し込みは、物件掲載についてからどうぞ! ※当サイトは不動産会社様が登録することにより、直接物件を掲載できるシステムです。 安曇野の物件←クリック
松本市の物件←クリック
長野県の物件←クリック
【いなかも家探し とは】
主に地方の物件がメインに紹介されているので、問い合わせる際には、不動産会社の名称を良く確認してください。
物件の売却相談:https://resort-bukken.com/baikyaku【不動産会社様へ、物件を掲載してみませんか?】
現在、5000件を超える勢いの反響数が自慢のサイトです。
しばらくは無料で物件を掲載できますので、御社の売上アップにご活用ください。
現在のご利用中の加盟店様はこちら。
不動産会社様へ、ご相談、ご質問はこちらからお問い合わせください。
投稿者プロフィール

-
長野県松本市在住。神奈川から松本にUターン移住して、夫と小学生の娘と3人暮らしです。パティシエ兼ライターで、お菓子作りや食べ歩きが大好き。
地元民ならではの視点で、長野の魅力をお伝えします!
最新の投稿
安曇野・白馬の情報2025.07.31子連れの夏休みにおすすめ!木曽おもちゃ美術館【長野県木曽町】
安曇野・白馬の情報2025.04.30国宝松本城夜桜会で春の松本を楽しむ
コメント