皆さまこんにちは、八ヶ岳エリア担当スタッフの山田です。
二月も残すところ僅かです、八ヶ岳南麓は積雪もなく(寒さは厳しいですが)
過ごしやすく、少しずつ春に向かっている実感がわく日々です。
油断していると大雪が降ることもあり、ちょっと三月が心配です。
平成26年豪雪の記憶
ここ山梨県北杜市でも平成26年豪雪の記憶も新しく、私も未だに雪と聞くと敏感に
反応してしまいます。2014年2月14日から15日にかけて、甲府市で114cm
富士河口湖143cm、清里でも120cm以上積もったでしょうか、
幸い我が家は震災以降備蓄を常としており、
2週間孤立しても問題はなかったのですが、
ご近所には高齢者や小さなお子さんを抱えたシングルの方もいて、
自治会役員として対応に追われた記憶があります。
特に透析を必要としている方や糖尿病治療の方にとっては、
孤立化は生命にかかわる危険がありました。
食料の備蓄不足や暖房用の灯油をそれぞれ分け合った事もありました。
我が家も今一度基本に返って災害対策を見直す時期かもしれません。
都市部と違って田舎暮らしは意外と災害へのイメージがし易く、
色々な意味で日常から自助の方法を身に付けやすい環境だと思います。
我が家の災害対策については又の機会にご紹介したいと思います。
今回と次回の2回に分けて『甲府の町』の魅力をお伝えしたいと思います。
しばらくお付き合いいただければ幸いです。
移住当初ホームシックに見舞われた記憶と甲府に通った日々
十二年前、私たち家族が東京から北杜市大泉町(現在は清里)に
移住して生活を始めて暫くするとホームシック状態になりました。
それはどちらかというとカルチャーショックに近いかもしれません。
兎に角、街が恋しくて恋しくて(笑)かといって北杜市の環境に
嫌気が差した訳でもなく、人混みや見慣れた企業のサインや公共交通機関、
映画館、カフェ、ビル群が無性に見たくなり週末ごとに
甲府に通った思い出があります。勿論東京都は違う街、
甲府はどちらかというと長閑で、その当時から市内中心部では
過疎空洞化が顕著化していたのですが、それでも山から下りて
向かう甲府は煌いて、充実した時間を過ごしたものです。
そうやって徐々に都市型生活から田舎暮らしへと移行して行ったのです。
そんなお世話になった甲府の街は今年開府500年を迎えます。
甲府の始まり
戦国時代、甲斐国守護職を継承していた武田信昌とその子信綱の
仲たがいにより甲斐も混乱を極め、
両氏の没後、信綱の長男で、武田信玄の父武田信虎が1507年に
武田家当主につき領内の抗争をおさめ、1519年に甲府盆地北辺の
相川扇状地に本拠地としての館を築造、これを『躑躅が崎館』と呼び
その南に城下町が整備され『甲府』(甲州府中・甲斐の政治中心地という意味)
と呼ばれるようになりました。甲府は、鎌倉のように東西北の三方に山を背負い
南側に傾斜地が開け、その地域が甲府の街として発展を遂げて現在に至ります。
戦国時代の甲府城下は現在のJR甲府駅北側の武田神社付近一帯を差し、
城下北側を武田家家臣の屋敷に充てられ、城下南に町人職人が居住し
城下南端の東と西の入り口にはそれそれ三日市場と八日市場が
置かれていたようです。
甲府城下はシンメトリーに構成されていました。
現在の町名を見るとその当時の地域の特色が良く表れており
武田神社周辺は閑静な佇まいが見受けられます。
JR甲府駅東側にある舞鶴城公園(甲府城跡)は
浅野長政が豊臣秀吉の命を受け、徳川領国に対する要所として
一条小山に甲府城を築城されました、
躑躅が崎館の築造から70年後になります。
甲府の街は今年開府500年
大きな節目を迎える甲府ですが、
街のあちこちでイベントや展示が行われています。
『こうふ開府500年記念事業』として、
『蘇る、こうふの500年』題して
甲府駅北口ペデストリアンデッキ特設会場にて、
常設展示メモリアルギャラリーを開催しています。
2018年9月21日から2020年3月31日まで、
開催期間中は午前9時から午後6時まで入場可能です。
お時間が御座いましたら是非お越しください。
面白い試みの一つに『aug!オーグ』無料アプリをダウンロードして
『こうふ開府500年』のパンフレットやポスターにデザインされている
24個のキービジアル紋章にスマートフォンをかざすとその紋章にまつわる
コンテンツが視聴できる仕組みになっており面白いですよ。
詳しくはこちらのパンフレットをご覧ください。
今回は甲府のはじまりの歴史についてちょっとだけご説明いたしました。
多くの地方都市と同じく甲府も人口減少に悩まされており、
今後も減少し続ける事には変わりありませんが、東京都市部から移住者は
年々増加傾向にあり、8年後にはリニア新幹線も開通し、
東京品川から山梨県南甲府駅(予定)まで所要時間27分となります、
名古屋までは45分、ちょっと想像できない速さですが、、、、
リニアモーターカー実験路線は山梨の都留市にあり、
山梨県民にとっても身近に感じる近未来交通機関ではないでしょうか?
日本全体が人口減少社会のスパイラルに陥る中、
大都市圏へのアクセスが有利な環境と、
自然環境の豊かなエリアに人口流入が起こり、
行政機能の維持を続けていくのは間違いないと思われます。
それでは次回後半は甲府のお勧めスポットについてお伝えしたいと思います。
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10年前に東京から八ヶ岳に移住してきた、三人娘の父。
山の中のギャラリーを運営中。
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