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小田原の空き家、売る?残す?──私が決断した理由と、街の魅力
「この家、どうしよう…」悩んだのは、私だけじゃないはず。
数年前のこと。母が施設に入り、ぽつんと残った小田原の実家。
「思い出もあるし、なんだか寂しいよね」なんて言いながら、手入れもそこそこに、私は毎月、換気と草刈りのためだけに小田原へ通っていました。
作業しながら、
「このまま、あと10年この家を維持できるかな?」と、現実的な疑問が浮かびました。
売るのは、やっぱり罪悪感がある。
でも残すのも、負担が大きいから避けたい。
そんなジレンマ、あなたにもありませんか?
もう少し若ければ、DIYでリフォームして住む、なんて選択肢もあったかもしれません。
でも、体力的にも、金銭的にもそれは現実的ではなく、ただただ「気になってはいるけど手をつけられない物件」として、時間が過ぎていくだけでした。
小田原って、実はすごい「ポテンシャル都市」なんです
小田原って聞くと「城と海と魚の街」と思うかもしれません。
でも、住んでみて分かる“本当のすごさ”があるんです。
交通の便:
- JR、小田急、箱根登山鉄道、新幹線まで6路線
- 小田原駅から東京まで新幹線で36分、ロマンスカーで74分
- 特別快速や成田エクスプレスも通るアクセス神
車でのアクセスも良好:国道1号、東名高速道路、小田原厚木道路、西湘バイパスなど、どこへ行くにも道が整っている。
自然と気候:
- 南は相模湾、背後は箱根山系
- 夏は涼しく、冬は東京より暖かい
- 梅やみかんの産地で、農産物もおいしい
「雪かきが不要」って、これだけで移住理由になると思うんです。
歴史と文化が“さりげなく”暮らしの中にある
小田原は、後北条氏の本拠地だった城下町。
明治〜昭和には政財界人の別荘地としても人気でした。
今でも城址公園や一夜城、古地図の残る街並みを歩くと、「千年都市」としての風格を感じる瞬間があります。
ただ観光地として整備され過ぎていないからこそ、日常の延長線に文化がある。
商店街で売られているかまぼこや干物、老舗和菓子屋の店先に咲く季節の花。
それを、当たり前のように楽しめる環境が、小田原なんですよね。
地元の人に愛されている「ミナカ小田原」っていう駅前施設、商業施設だけど足湯や展望台もあるんです。
ちょっとした用事のついでに立ち寄れる“癒しスポット”。
空き家問題と「売る」という選択肢
さて、ここからはちょっと現実的な話。
私が売却を検討し始めたとき、一番気になったのは「小田原の空き家って売れるのか?」ということ。
結果から言うと──ちゃんと売れました。
駅から15分、昭和の木造住宅。
「これは買い手がつかないかも…」と思っていたら、
→ 若い夫婦が「レトロリノベ目的」で即決。
「え、こんなにスムーズなの?」と、正直驚きました。
最近は、空き家=ポテンシャル物件として見ている人も多いみたいです。
ただし、売却成功のカギは「小田原に強い不動産会社」に相談すること。
都会の大手ではなく、小田原の条例や地域事情をよく理解している人。
この「地元目線」があったからこそ、良いご縁につながったと思っています。
小田原エリアで今、人気の場所は?
不動産会社さん曰く、以下のエリアが特に動きやすいとのこと。
- 小田原駅周辺(特に西口の静かな住宅街)
- 国府津エリア(海が近くて眺望良し)
- 鴨宮〜富水(価格と利便性のバランス)
賃貸需要もあり、ファミリー層・単身世帯ともに流入中。
「高齢の親を呼び寄せたい」という世代も増え、平屋住宅やバリアフリー物件への関心も高まっているそうです。
さらに最近では、外国人バイヤーが古民家を購入するケースも出てきており、小田原の物件に新たな注目が集まっているとのこと。
最後に:私が小田原の家を売って感じたこと
「売る」って、やっぱり心が揺れます。
でも、それは過去を手放すことじゃなくて、
未来を選ぶということなんだと思います。
私のように、ずっと悩み続けるより、
一度「聞いてみる」「調べてみる」から始めるだけで、
こんなにスッキリするのか…と、驚きました。
実際、売ったあとに広がった気持ちの余白、スケジュールの余裕、経済的な安心。
思った以上に大きかったです。
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この記事の著者

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資格:宅地建物取引士
不動産会社に10年を超えて在籍し、Webの業務をこなしながら宅建の資格を取得。勤務中に色々なお客様の悩みや喜びの気持ちに接して来た経験を活かして、不動産売却(別荘売却)に少しでもお力になれるよう協力します。
売却するということは、お客様の目に留まる集客サイトが必要です。
このサイトに物件を掲載することが売却への早道になるよう努力し続けます。
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