「田舎での生活ってお金かからないんじゃない?」そんな期待を持って田舎移住を計画している方々へ。
スタッフの中で東京から山梨や栃木県、また長野県に移住した方がいます。そしてその方々から実感したことの情報をまとめてみました。
「田舎暮らしも思ったよりお金がかかるんです!」
子育てや悠々自適な退職生活、低予算でのんびり暮らすことを夢見る方々にお伝えしたいのは、田舎での生活には都会とは違う魅力がある一方で、意外とお金がかかることもあるという現実です。
本記事では、田舎暮らしの実際の費用や生活のコツ、さらに物件の売却方法まで幅広くご紹介。
リアルな田舎暮らしのイメージを持ってもらい、準備の参考にしていただければと思います。
田舎生活は費用がかかることもあるけれど、それに備えておけば安心ですよ!
何かあった時には売却を検討するという選択肢を持っておくと心に余裕が生まれます。
目次
田舎暮らしのメリットとデメリット
田舎暮らしには多くのメリットがあります。
生活費が比較的低いこと。これは家賃がとても安い。
都内が高すぎるということもありますが、家賃が安いことが最大のメリットでもあります。
住居費が最低限に抑えられるのは、非常に大きなアドバンテージです。
駐車場も安い。無料のところもあるくらいです。
移住の条件に合致する方は、市町村からの補助金を受けられることがありますので、見逃さないようにしましょう。
他には豊かな自然環境、そして地域社会との強い結びつきが挙げられます。
一方で、公共交通機関が発展していないことや、医療施設が少ないことなど、都市部に比べて不便さも存在します。
これらの点を総合的に考慮することが重要です。
田舎暮らしにかかる具体的な費用
田舎暮らしにかかる費用は大きく分けて、住居費、生活必需品とサービスの費用、交通費、そしてその他の生活費があります。
- 住居にかかる費用: 田舎の住宅は都市部に比べて安価ですが、老朽化している場合も多く、リフォーム費用がかかることも考慮する必要があります。
- 生活必需品とサービスの費用: 地元の農産物を利用することで食費を抑えることが可能です。一方で、一部のサービスは都市部に比べて割高になることがあります。
- 交通費: 公共交通機関が発展していないため、車の維持費が必要になります。
- その他の生活費: 地域によっては、冷暖房費がかかることもあります。
家賃以外、基本的に安いものはほとんどないと思った方が良いかもしれませんね。しかしそれは、都会の生活をそのまま田舎へ持ち込んだ場合とも言えます。
田舎での住まい選びのポイント
田舎で住まいを選ぶ際は、立地が重要です。
生活の利便性を考え、最低限必要な施設が近くにあるかを確認しましょう。
また、住宅の種類と価格もしっかりと調査し、予算内で最適なものを選びましょう。
地域のインフラとサービスも確認しておくことが大切です。
おすすめサイト:「田舎暮らし物件をお探しの方」
生活費の節約テクニック
野菜・フルーツのお裾分けについての期待
田舎暮らしを始めると、一部の人々は野菜やフルーツを無料で手に入れることができると考えがちですが、実際にはそう簡単な話ではありません。
もちろん、地域社会によく溶け込み、良好な人間関係を築くことができれば、地元の方々から時折新鮮な野菜や果物を頂くことはあります。
しかし、これには必ずお返しをするという文化があったり、誤解が生じることでトラブルに発展するリスクもありますので注意が必要です。
地域社会との交流
山梨に移住したAさんは、親戚や知り合いがいない中でのスタートでしたが、地域の方々の温かい心遣いで、桃やぶどう、柿などを時折頂くことがありました。
このような経験は、田舎ならではの人情味あふれるエピソードの一つです。
自給自足のライフスタイル
一方で、田舎暮らしでは自分で食材を生産することが一般的です。
多くの住民が家庭菜園を楽しみ、自給自足のライフスタイルを送っています。
市民農園の利用やオーナー制度を活用することで、農作業の一部を委託し、手軽に農業を楽しむことができます。
これらの施設を利用することで、食材の生産から収穫までのプロセスを学ぶことができ、より食べ物への感謝と理解を深めることができます。
物価に関する誤解
物価に関しては一概に田舎の方が安いとは言えません。地域によっては競合するスーパーが少なく、物価が高くなる傾向があります。
特に観光地では飲食店などが観光地価格となり、思った以上に費用がかかることがあります。
地元のブランド肉や特産品も魅力的ですが、価格が高く設定されていることが多いので、日常的な食材としては手が出しにくいのが現実です。
賢い買い物術
私たちは食費節約のためにスーパーでのまとめ買いを心掛け、ポイントカードをフル活用しています。
また、地元のJA直売所で新鮮な野菜を購入したり、生協の宅配サービスを利用して、効率よく食材を手に入れています。
これらの工夫を通じて、田舎暮らしでも無駄なく、かつ経済的に生活を送ることが可能です。
最終的には、田舎に住むことで自動的に食費が抑えられるわけではありません。地域の特性を理解し、賢く買い物をすることで、生活費をコントロールすることが重要です。
車は田舎暮らしの必需品
田舎暮らしにおいて車は非常に重要な役割を果たしており、ほとんどの家庭で大人の人数分以上の車を所有しています。
これには軽自動車や軽トラックが含まれることも多いですが、近年は大きな外車を持つ家庭も増えてきています。
車にかかるコスト
車を所有することで、税金や車検代、ガソリン代、保険代など様々な費用が発生します。
寒冷地に住んでいる場合、冬季にはスタッドレスタイヤへの交換も必要で、これも追加のコストとなります。
車を所有するということは、その分経済的な負担が大きくなるということを意味します。
とはいえ、電車代があまりかからなくなることを考えると、かかるコストとしてはどうでしょうか?
都会だと、電車に乗る利便性とともに、意外と交通費をかけていることがありませんか?
車の必要性とリスク
理想を言えば車を持たずに生活することが最もコストを抑えることができますが、田舎暮らしではそれが難しいのが現実です。
車は移動手段として必要不可欠であり、家庭の状況によっては複数台の所有が必要となることもあります。
ただし、車に乗ることで事故のリスクもあり、安全運転を心がけることが大切です。
人だけではなく、野生の動物が突然道に現れることもあります。
バスの利用について
地方ではバスの本数が少なく、終バスの時間も早いため、利用しづらいという現実があります。
もしもっと多くの人がバスを利用するようになれば、サービスの向上が期待できるかもしれませんが、それが難しいというのが現状です。
田舎暮らしで気をつけるべき経済的リスク
田舎暮らしには魅力が多い一方で、経済的なリスクも存在します。
職業の選択肢が限られること。これがある意味最大のネックといえるでしょう。
インターネット回線が引けるかどうかも大事です。PC作業やITに強い方でしたら、仕事の受注もインターネットで請けられますね。
つまり、田舎暮らししながらも、リモートワークで仕事が出来てしまう方も多くいるということです。
とはいえ、それ以外だと、やはり都会よりは仕事が少ないのは事実です。
収入が不安定になりがちなこと、緊急時の対応が難しいことなど、これらのリスクをしっかりと理解し、対策を講じることが重要です。
発想の転換が田舎暮らしで節約効果を生む
田舎町にはカラオケ、映画館、ゲームセンターといった遊び場や、レストラン、ファストフード、カフェなどが非常に限られています。
この選択肢の少なさが、思いがけず大きな節約に繋がってきます。
私たちが通常「節約」と聞いて真っ先に思い浮かべるのは娯楽費や外食費の節約ですが、田舎暮らしではこれらの費用が自然と減少していくことが当たり前となっています。
選択肢の少なさが生みだす節約
田舎暮らしでは、娯楽費や外食費の節約を意識しなくとも、自然と出費が抑えられることが多いです。
そもそも娯楽施設も少ないし、飲食店も少ない。お金のかかる遊びが少ないのです。
これは非常に楽でありがたい点であり、節約に頭を悩ませることが少なくなります。
何を求めて田舎暮らしをしたいのか。結構ハッキリしている方がほとんどではないでしょうか?
ネガティブな感情の軽減
都会では娯楽施設や行ってみたい飲食店が多く、誘惑に駆られることが多いと思います。
無駄遣いをしては後悔に感じることが多くありますよね。
田舎暮らしを始めると、これらの出費が自然と減少したことで、無駄遣いに対するネガティブな感情も少なくなります。
無駄遣いが減ること、また田舎の空気感、満員電車からの開放などでストレスの軽減にも繋がっていくものと思います。
そもそも、都会の娯楽を求めて田舎暮らしを始めようという方は、まずいないでしょうから、自然とできる節約が意外と経済的な余裕を生んでいるのかもしれません。
普段からインターネットやゲームがあれば十分という方は都心で生活していたら家賃がもったいない?
田舎暮らしを諦めようと思った時に
さて、終の棲家にしないのであれば、また移住することになるでしょう。
新たな場所に移住し、新しい生活をスタートするには、住んでいた家を売らなくてはなりません。
その売却資金も踏まえて、次の人生を豊かにするために、なるべく、早く、高く売りたいものですね。
早期売却、高額売却実現のためにやっておくべきこと
- 物件をキレイにすること:内覧時に印象を良くしましょう。庭の手入れもしましょう。
- 残置物を撤去すること:基本的に売主が全て撤去することになります。生活に役立つものは残すと喜ばれることも。
- 家の修繕:雨漏り、漏水、腐食、カビなど、デメリットになるものを好む人はまずいません。
- インスペクションをしておく:住宅診断を行っておけば、購入者も安心です。
- 魅力を伝える:生活してきた中で良かったことを用意しておきましょう。
- 不動産会社にお願いする:この不動産会社選び一番ネックかもしれませんね
まとめ
田舎暮らしを通して見出した「節約」の新たな意味は、単なる金銭的な節約を超えて、貴重な時間の節約にも繋がっているということです。
満員電車での通勤や苦手な飲み会といった無駄に感じられる時間が減少し、一方で地域コミュニティとの充実した時間が増えます。
このバランスが、私の人生をより濃密で意義のあるものに変えてくれるものでしょう。
田舎暮らしは金銭的な節約だけでなく、人生の時間を有意義に使うという点でも多くのメリットを提供してくれます。
お金に替えられない価値ある時間を、田舎暮らしを通して存分に楽しんでください。
しかし、田舎暮らしに合わなかった。ということも当然です。こればかりは、やってみないとわからない点もあります。本当に運が悪かったということもあるでしょう。
その時のために、すぐに次の生活を始められるように、良い不動産会社を見つけておくことが寛容になるのではないでしょうか?
これから田舎暮らしを始める方々が、現実的なイメージを持ち、準備を進める上で参考になれば幸いです。
これからの田舎暮らしをより豊かなものにしていくためも、次の生活を始めるためにも、是非とも本記事を役立ててください。
田舎暮らし物件、中古別荘、中古住宅の早期売却へのアドバイス
物件の売却をお願いする不動産会社に、いなかも家探しに掲載をすること希望しましょう。
そしてその不動産会社に伝えることとしては、以下を伝えると早期売却の可能性が高まります。
- 古民家物件であれば、古民家物件ページに掲載すること。
- 薪ストーブがあれば、薪ストーブのページに掲載すること。
- その他、こだわりページに掲載できるのであれば掲載すること。(ログハウス、海が近い、雄大な山が見える等)
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この記事の著者
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資格:宅地建物取引士
不動産会社に10年を超えて在籍し、Webの業務をこなしながら宅建の資格を取得。勤務中に色々なお客様の悩みや喜びの気持ちに接して来た経験を活かして、不動産売却(別荘売却)に少しでもお力になれるよう協力します。
売却するということは、お客様の目に留まる集客サイトが必要です。
このサイトに物件を掲載することが売却への早道になるよう努力し続けます。
ぜひ「いなかも家探し」に掲載してと不動産会社にお願いしましょう。
https://resort-bukken.com/
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